エンドウ・グリンピース

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エンドウとは、西アジアが原産地で、古くは古代ギリシャのローマ時代からある世界最古の豆と言われています。 日本には8世紀頃伝わったといわれ江戸時代にはサヤエンドウとして栽培され、その後色々な品種が日本に伝わりました。 栄養素は特にビタミンA、B1、Cが多く食物繊維も多いです。 未熟な実を食べるサヤエンドウと大きくなってもサヤが柔らかくグリンピースをサヤごと食べられるスナックエンドウ、実を食べるグリンピースと種類があります。 品種によって収穫時期が異なるので注意しましょう。

栽培カレンダー

10月~11月下旬 種まき

4月~6月中 収穫

土づくり

日当たりが良く、水はけの良い場所を選びます。酸性土壌がたいへん苦手で苦土石灰を全面にしっかりまきます。堆肥は1平方㍍あたり1kg~2kg必要です。エンドウの根に寄生する菌が窒素を作るので窒素の少な目にします。

種まき

10月~11月の霜の降りる前が種まきの季節です。30~40cm間隔で3~4粒蒔きます。寒さを越えるときに苗の高さが約10cm位にします。早く蒔きすぎると寒さに負けてしまい、遅く蒔くと寒さにやられてしまいます。春まきも出来ますが時間が掛かりますがお勧めは秋まきです。

防寒

発芽後、11月下旬には苗を保護する意味で全体にワラなどをひいて寒さを予防します。三浦半島では特に必要ないでしょう。(一回も使ったことはないですね) 間引きと支柱立て 3月上旬頃に間引きをします。草丈20cm位になった苗を1~2株残します。 寒い間は伸びず、成長が止まった感じになります。春になると勢いよく成長するので、春になる前に支柱を立てキュウリ用のネット等でネットを張り、伸びた時の準備をします。ネットから離れていく場合もあるので手作業でネットに絡ませます。

収穫

開花後、サヤエンドウは約25日から、スナックエンドウは約30日グリンピースは約40日が収穫の時期です。

ここがポイント!

ネットは早めに張りましょう。温かくなると成長が早くなり数日目を離すとその早さにビックリします。支柱が面倒な方には、笹を立ててその細かい枝に絡ませる方法もあります。 また、収穫時期には毎日のように観察し、収穫時期を見逃さないようにしましょう。

エンドウの苗

エンドウの花

スナップエンドウ

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