家庭菜園の基礎知識
●菜園の道具
道具を準備しましょう!
まずは最小限用意して、持ち運びが大変なので収納スペースがあると便利。
畑を耕し、種を蒔き、苗を植え、作物の管理、そして収穫までには道具が必要になります。無くても代用できるものもあるので大いに活用しましょう。道具は使っていくうちに、あれ?なんか使いにくいと気づきます。その都度新しい道具を買いそろえていけば、いいと思います。
一度、購入すると手入れをすると何年でも使用できるので、大切に使用しましょう。
クワ
スコップと同じくらい使います。
畝づくり、耕す、土寄せなど土をのせて寄せる上げるなど家庭菜園の主役的存在です。
三又クワ
土づくりの時、肥料をまんべんなく混ぜる時に使います。
スコップで掘り起こした際、土が固まって掘り起こされるので、その土を細かくする時に便利です。
スコップ
土を深く掘る時、土を柔らかくするときに使います。
野菜は深い部分まで根を張り大きく成長しますので、土づくりの基本となる道具です。
ホー
雑草を取り除く道具です。
土ごと雑草を取り除きます。
小さなシャベル
苗の植え替え時の穴を掘ったり、根の深くない野菜の収穫にも適しています。
レーテ
土ならし、簡単な耕し、雑草抜き等に使います。
カマ
雑草を取るために使います。雑草の根から上を刈るときは大き目のカマを、根から切って刈るときは小さめのカマが便利です。
ハサミ
園芸用のハサミです。芽かき、収穫等に使います。
ジョウロ
水やりに使います。水をためたバケツから水を分けたりできます。
近くに水道があり、ホースで届く距離であれば必要ありません。
バケツ
なんにでも使えるものです。水を入れたり、肥料などを混ぜる、運んだり、雑草を入れるなど一つは用意しましょう。
軍手
手が汚れるので使用した方がいいです。
ビニール手袋
消毒や、農薬を散布するときに使います。なるべく素手ではやめましょう!
支柱
竹製や金属製(周りはビニール)があります。
虫が付きにく緑の物を使用しましょう。野菜によって、長い物、太くて丈夫な物など使い分けましょう。
ヒモ
ビニール製や麻等でできたものがあります。
支柱の組み立て、ネット張り、野菜の支柱への固定に使います。
ネット
キュウリやゴーヤ等のつるものの野菜に使います。
用途に合わせて売っています。また、鳥、虫よけにも使います。
●土づくり
土づくり
野菜の根は土の中で呼吸しています。土の中の酸素を体内に取り込み、体内で有機物を燃焼させ、炭酸ガスを排出し、この時のエネルギーで、土の中の栄養と水分が吸収されます。根が健康で充分に呼吸を行うことが出来なければ、満足な野菜は作れません。土作りが最大のポイントだと言っても過言ではありません。
有機栽培に取り組んでいる人ほど、土作りに力を入れています。これは家庭菜園でも同じことが言えます。菜園の土の性質をよく知り、作る野菜にあった土壌に改良する事が大切です。
良い土の条件
自然の力により出来た土でも、土作りを怠ると、たちまち悪い土になります。そして野菜に、様々な障害をもたらします。また悪い土でも念入りに土作りをすれば、良い土にすることが出来ます。家庭菜園などを借りる場合を除き、庭先などで行う場合は、後者の場合が多いです。
良い土の条件は、根が健康に過ごせる条件を作り、保水する働きをもち、野菜が栄養を欲しいときに欲しい分だけ吸収できる養分がある土でなくてはなりません。
良い土の条件とは、
1,水はけと通気がよい。
2,保水力がよい。
3,土壌が微酸性から中性。
4、栄養を多く含んだ柔らかい土。
5,病原菌が少ないこと。
野菜は短い期間に大量の養分を必要とします。短期間に化成肥料を多く施すことがあり、土は急に悪くなります。それを良い土に戻すには、上記の事をふまえてやることが、大切です。
●植物学的種類
主な野菜の植物学的種類
野菜の作付けの計画をする上で、同じ種類の連作は避けます。
理由は、連作障害(有害土壌微生物による被害等)、同じ養分ばかり吸収し土壌の栄養素がアンバランスになるため、毎年同じ種類を同じ場所で作ると年々出来が悪くなるからです。
2年目以降の作付けは、ある程度考えて植えましょう。
科目 種類
あかざ科
ほうれん草
アオイ科
オクラ
アブラナ科
カリフラワー、ブロッコリー、大根、カブ、白菜、キャベツ、芽キャベツチンゲンサイ、小松菜、京菜
イネ科
トウモロコシ、イネ
ウリ科
スイカ、キュウリ、カボチャ、ズッキーニ
キク科
レタス、春菊、ゴボウ
セリ科
ニンジン、セロリ、三つ葉、パセリ
ナス科
ナス、トマト、ミニトマト、ジャガイモ、唐辛子、ピーマン、シシトウ
バラ科
いちご
マメ科
インゲン、枝豆、落花生
ユリ科
ネギ、葉ネギ、ワケギ、タマネギ、アスパラガス、エシャロット、ラッキョウ、ニラ
その他、里芋はサトイモ科、さつまいもはヒルガオ科、生姜はショウガ科などがあります。
●連作障害
主な野菜の連作障害
野菜の作付けの計画をする上で、同じ種類の連作は避けます。
理由は、連作障害(有害土壌微生物による被害等)、同じ養分ばかり吸収し土壌の栄養素がアンバランスになるため、毎年同じ種類を同じ場所で作ると年々出来が悪くなるからです。
2年目以降の作付けは、ある程度考えて植えましょう。
同じ種類の野菜を繰り返し作らないようにすることを「輪作」といい、ナス科の植物は連作障害の代表です。
限られた面積の家庭菜園では苦労すると思いますが、下記の表を基に菜園のスケジュールを考えましょう。
連作障害の出にくい野菜
大根、ニンジン、小松菜、サツマイモ、カボチャ、タマネギ、ネギ、フキ、ミョウガ、
一年以上休ませた方が良い野菜
空豆、レタス、セロリ、カブ類、キャベツ、春菊、三つ葉
二年以上休ませた方が良い野菜
いちご、ほうれん草、ジャガイモ、白菜、サラダ菜、生姜
三~四年以上休ませた方が良い野菜
キュウリ、インゲン、白瓜、里芋、ピーマン、トマト、落花生、カリフラワー、唐辛子、メロン
四~五年以上休ませた方が良い野菜
スイカ、茄子、エンドウ、ゴボウ
●家庭菜園の場所を選ぶ
家庭菜園の場所を選ぶ
限りのある小さな場所を有効に生かそう
畑にできる広い場所があったり、農家なり広い場所が借りられたりすればいいのですが、野菜は広い場所が無くても作れます。広いと管理が難しく、病気、害虫が発生したり、無計画に作りすぎて食べきれず腐らせてしまったり、せっかく作ったのですから、楽しみは半減してしまいます。
家庭菜園は日当たり、水はけ、風通しの良い、手入れのいき通る広さ、家から近い場所が理想的です。
私の家族は2人家族で、家庭菜園は約9坪あります。2人では広いようですが、おそそわけ用などに使ってます。
4人家族では、だいたいですが約9坪もあれば十分だと思います。
畑が無い人は、庭先の限られた場所やベランダはもとより、室内までも種類を選べば小さな菜園となります。
菜園の三条件(日当たり、土壌水分、風通し)
どんな場所を選ぶかは、三条件がポイントです。庭の一部など限られた場所では難しいのですが、可能な限り改善に努め、その条件に合う種類を選びましょう。あとは技術の向上に努めてください。三条件条件の合う遠くの菜園より、条件の足りない近くの菜園の方が野菜の観察などが頻繁にでき、手入れも十分出来ると思うので楽しさが増します。
私の菜園はバイクで約5分位の所にあり週に2~3回は様子を見に行ってます。前に住んでた所からでは、週に1回程度しか様子を見に行かれませんでしたのでなるべく近い場所を選びましょう。
日当たり
野菜は日当たりの良い場所を好みますが、半日以上日が当たれば菜園として利用できます。
植物は朝から昼にかけて、気温の上昇とともに光合成が盛んになり、午後になると弱まり、日没とともに、日中作られた養分が野菜全体に移動して、生育していきます。その関係で午前中日の良く当たる方が、条件が恵まれています。
野菜の種類では、日陰や弱い日を好むのもありますので、色々な場所を有効に活用して栽培してみましょう。
風通し
強すぎる風は野菜の生長の妨げになります、なるべく弱い風が通る場所を選びましょう。
周囲に植え込みや塀などがあって風通しの悪い場所では柔軟に育ち、病害虫の被害を受けやすく、その場合は植え込みを手入れしたり、なるべく障害になるものは取りのぞきましょう。もし無理な場合は株間を広く取り株と株の間を空けることにより接触を防ぎますので、密植えを避けて栽培してみてください。
土壌水分
いつも水がたまりやすい菜園は根が酸素不足のため、腐ったり病気になりやすいので水はけの悪い菜園では、水はけを良くするために、菜園の周りに排水溝を作りましょう。また水はけが良すぎて乾きやすい場所では、野菜がうまく成長しないため、マルチングなどして、乾燥を少しでも防ぎましょう。
主な栽培環境 野菜の種類
強い光を好む ウリ科、マメ類、ピーマン類、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、白菜、ニンジン、トマト、ナス、カブ、大根、トウモロコシなど
弱い光でも育つ ほうれん草、ニラ、ネギ、春菊、小松菜、里芋など
弱い光を好む セリ、三つ葉、フキ、ミョウガなど
多湿に弱い 根深ネギ類、トマト、さつまいも、インゲン、カボチャ、大根などの根野菜など
多湿にある程度強い 里芋、三つ葉、セリ、タマネギ、セロリなど
容器栽培
菜園がなくてもプランター、植木鉢等を利用することが出来ます。ベランダや屋上など手近な場所で栽培できます。このような栽培方法は日当たりや風通しなど条件によって移動出来る利点があります。
屋内やキッチンなどで栽培出来る主な野菜の種類
芽物野菜 カイワレ大根、ビタミン菜、みず菜、ブロッコリー、カリフラワー、レタス
モヤシ野菜 あずき、エンドウ、ダイズ、ゴマ
●推肥を作ろう
推肥を作ろう。
推肥の大きな役割は、土の水はけ、保水力を向上させます。小さな菜園や、プランターなどでは、一般に袋詰で売っているものを利用すればいいのですが、費用がかかりすぎる場合は、自家製推肥を作ることをお勧めします。
身近な材料で推肥を作る
推肥は、土を固粒化させ、水はけ、保水力を良くするなど、良い土作りには欠かせないものです。さらに肥料の三大要素(窒素、リン酸、カリ)を始め微量要素(鉄、マンガン、ホウ素など)も供給し、推肥の中にいる微生物が増えると、病気に強くなります。
推肥の効果はたくさんありますが、広い場所や原料のわらが手に入らないくても、作ることが出来ます。
推肥の材料は、台所から出る生ゴミをはじめ、腐熟する有機物ならなんでも構いません。落ち葉、雑草などが身近にあり利用できます。そのままゴミとして捨てるのではなく、大いに利用しましょう。
推肥が出来るまでのメカニズム
有機物が色々な微生物によって分解されます。推肥作りは微生物が活動しやすい環境をつくることから始めます。
微生物には、酸素を必要とする好気性微生物と、酸素を必要としない嫌気性微生物があり、有機物の分解には材料によって速度が異なりますが、好気性微生物の活動が旺盛なほど、分解速度が速く、質の良い推肥ができます。
微生物の活動が活発になるためには、水と空気のバランスが重要になります。水分は材料を強く握りしめるとわずかにしみ出る程度が良い。
微生物の栄養源になる炭素と窒素のバランスが大事です。わらなどがなかなか腐らないのは、窒素分が不足しているからです。窒素分の多い油かす、米ぬか、鶏糞などを混ぜたり化成肥料などで補います。
生ゴミ推肥
台所の生ごみは、立派な推肥になります。
生ゴミ専用の容器などが販売されているので、活用しましょう
●マルチング
マルチング
マルチングの目的は、外気温が低めの時に日光によって温まり、保温そして地中の水分を保温してくれます。また、土はねを防止して病気の元を防ぎます。
マルチングの種類
マルチングは、透明・銀色・黒色と大きく分けて3種類あり、用途によって使い分けます。
透明は、日光を地面まで届けるので温かくなりやすいので、気温の低い時に使用。
銀色は、透明ほど温かくなりにくいですが、地温抑制の効果があります。。また、虫は銀色が苦手なので虫が寄りにくくなります。
黒色は、徐々に温かくなり保温してくれます。夏は温度が高くなるので注意。銀色と黒色は、夏場に勢力を増す雑草を生えにくくさせてくれるのが特徴です。
どのマルチングも水分の蒸発を抑制してくれます。
ホームセンターで、ロール状に巻かれた物や、折りたたん物が販売されています。その中で苗を植える穴があらかじめ空いているものもあります。
ちなみに、私は、マルチング専用のビニールは高いので、黒色のゴミ袋を横長に切り、広げて使っています。短ので何枚も重ねて使用しています。
マルチングの準備・方法
・植える苗の準備をし、良く耕した畑を用意します。
・良く耕した土を平らにします。
・マルチングのビニールを用意して一度土にかぶせてみます(サイズを測るため)。
・マルチングの4辺は土をかぶして固定するので、その分を掘ります。
・風が強い日は、1辺を土にかぶしてからビニールを広げます。
・最後までビニールがひけたら、不要な部分を切ります(短く切ると固定がうまくいかない場合あり!)。
・軽く土をかぶして固定し、4辺すべて土をかぶせて固定します(足の裏で強く踏んだりして)。
・固定が甘く、土が少なかったりすると、強い風でめくりあがって苗を傷つけてしまう恐れがあります。
・なるべくビニールは平らにしておきましょう(デコボコしていたら軽く手で押して平らにします。
・苗を植える穴を空けます。市販の穴あけ器がありますが、700円前後と高いので、小さいシャベル等の先のとがっている物でビニールを刺し、苗が入る大きさ・深さまで手で掘りながら広げます。
・これで準備完了です。苗を植えましょう。
マルチングの欠点
・追肥をするのが難しい。
・固定がうまくいかないと風で飛ばされて、苗が傷つく恐れがある。
・使用後、ゴミになります。
●苗の植え方
苗の植え方
苗の植え方はあまり難しくありません。
苗の植え方
・苗にあった畑の準備(肥料・マルチング等)をします。
・ポット・鉢に入った苗を水に浸けておきます。
・植える苗にあった、間隔で穴を空けます。
・空ける穴は、ポット・鉢から抜いた苗より少し大きめです。
・ポット・鉢から苗を抜ます(根や土がバラバラにならないよう丁寧に手で押さえながら)。
・先ほど空けた穴に、苗を入れて、軽く土寄せして根元を軽く押します。
・最後に水をたっぷりかけて終了です。
注意する点
・水はあらかじめ苗に与えておくこと。
・接木苗は、接続部分を土にかぶせない。
・植える苗の時期を確かめる。
・支柱が必要な苗は、早めに支柱を立ててください。
●種の蒔き方
種の蒔き方
種まきの方法は大きく分けて3つあります。
ばらまき・すじまき・点まきです。
種まきは雨の降る前に行うのが最適です。
ばらまき
ことばのとおりバラバラに蒔きます。
・種を持ち重ならないよう均等に苗床にばらまきます。
・均等に蒔けたら、土をかけます。
・種の種類により多少異なりますが、1cm位が目安です。
・土をかけたら、水をたっぷりあげましょう。
・種があまってしまっても、無理に蒔か蒔かないように!
すじまき
畑を縦横好きな方向に一直線に蒔く方法です。
・板か棒等で畑に溝を作ります。
・溝に種を蒔きます。(間隔は種類により異なります)
・種を蒔いたら、溝の両脇の土をかぶせて、軽く土を手で押さえます。
点まき
丸い容器等で均等になるよう畑に穴を付ける方法です。
・底が丸い物なら何でもOKです。用意しておくと便利です。
・その容器で、間隔が均等になるよう穴を付けます。間隔・深さは種類により異なります。
・種を蒔きます。空けた穴に3~6粒蒔きます。(種類により異なります)
・種を蒔く時は、均等になるように蒔きましょう!
・種を蒔いたら、周りの土をかぶせて、軽く土を手で押さえます。
鉢・ポットまき
鉢やポットに種を蒔く方法は、点まきが良いでしょう。
プランターまき
プランターの大きさ、深さ、種の種類により異なりますが、上記の蒔き方はすべてOKです!
●肥料の種類
肥料の種類
野菜は必要な栄養素が不足すると生育が悪くなるので肥料は欠かせないものです。育てる野菜に応じてバランス良く効果的に与えましょう。特に野菜に必要で不足しがちな三大要素(窒素・リン・カリウム)を肥料として与えます。
肥料の三大要素
植物の成育に欠かせないものです。化成肥料の袋に数字が書いてあるので確認してみましょう。
・N 窒素…葉の栄養(葉野菜に効果的で、豆類に与え過ぎないように)
・P リン…花・実の栄養(果野菜に効果的)
・K カリウム…根の栄養(根野菜に効果的)
中量・微量要素
三大要素の他に野菜に必要な要素ですが、土の中に元々含まれているので、推肥をしていればあえて与える必要はありません。
・Ca カルシウム…耐病性を強化したり根の成育を助ける。
・Mg マグネシウム…葉緑素を作る上で必要。
・S 硫黄…タンパク質を作る。
・Fe 鉄…葉緑素を作る。
・B ホウ素…根や新芽の生育を助ける。
・Zn 亜鉛…新芽を作るのを助ける。
・Mn マンガン…ビタミンを合成する。
など
肥料の種類
大きくわけて有機肥料と化学肥料があります。
・有機肥料…油かす・米ぬか・牛糞・鶏糞・魚かすなど
・化学肥料…科学的に作られた肥料
有機肥料
有機肥料はそのまま野菜に吸収されずに、一度分解されて吸収されます。化学肥料のようにすぐには効かず徐々に効いてくるので、長時間効果が持続します。また、土壌の改善に繋がります。
一度に与えすぎても、障害が出にくい等の特色がありますが、独特の臭いがあり、虫も寄ってくる欠点もあります。
有機肥料は、長時間効くので推肥・元肥に効果的です。
化学肥料
化学肥料は使いやすく即効性で、追肥として効果が高いです。
化学肥料は酸性なので、使いすぎると畑が酸性化し土壌が悪くなるので、有機肥料と並行して使用しましょう。
腐葉土
ホームセンター等で買うことができる、ミミズが増え土壌改良に効果があります。
落ち葉などで作る場合は、専用の場所に囲いや穴をあけて暫く放置します。容積が少なくなり葉が柔らかくなり、細かくなったら畑にまぜます。
・土壌の保水性・通気性を高める効果がある。
・土壌で分解され、肥料になる。
・肥料を蓄える効果がある。
石灰(苦土石灰)
マグネシウム(苦土)・カルシウムの補充や酸性土壌を中和する目的でしようします。
・酸性土壌に強い野菜はまく必要はありません。
・酸性土壌では、生長を妨げます。
・石灰はアルカリ性です。一緒にまくと化成肥料の効果が無くなるので、石灰をまいてから1週間~10日ほどあけてから化成肥料を与えます。