ワケギ

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原産地はギリシャ・シベリアなど幅が広く良く分かりません。西日本を中心に栽培されているネギ科です。 日本には江戸時代に伝わったと考えられています。古くはネギの変種だと思われていましたが、ネギとタマネギの雑種です。地下部にある鱗茎(りんけい)が多くの株に分かれるので「分葱(ワケギ)」と言うようになったと思われます。 ネギより柔らかく、香りや甘みに特有の風味があります。 βーカロチンとビタミンCを豊富に含み、カロチン、カリウム、ビタミンB群を含んでいます。   

栽培カレンダー

8月中旬~10月 植え付け

12月~5月 収穫

種まき(植え付け)時期

8月下旬~9月上旬に植え付けます。 10cm~15cm間隔で1~3球ずつ、あまり深くならない程度で頭を少し隠す感じで植え付けます。

間引き

間引きは必要ありません。間隔を狭くした場合は、間引きしてください。

定植

定植は必要ありません。

追肥と土寄せ

目が伸びてきたら、株の間を耕して化成肥料を与えます。

収穫

寒くなる12月頃から収穫できます。 根元からと地際から約3cm~5cm位残して葉の部分のみ収穫する方法があります。後者の場合、葉が伸びてくるので再度収穫できます。地際ぎりぎりで収穫すると次に出てくる葉の伸びが悪くなるので注意!。収穫したら追肥は忘れずに! ワケギは一度タネ球を購入すると、買い足す必要はありません。保存方法も難しくないのでチャレンジしてみましょう。 5月頃になると葉が枯れてきて休眠に入ります、地下部にある鱗茎(りんけい)を掘り出して、土を取って日影等で乾かし、ネットなどの風通しの良い入れ物に入れてから、なるべく日の当らない涼しい場所で保管します。

ここがポイント!

ネギ類は虫に強い。 ネギより場所いらずで作りやすい。 プランターでも簡単に作れます。

先シーズンに収穫した鱗茎(りんけい)を一株づつ植えつけます。植え付け時になると芽が出てくるので、それがサインとなります。

植え付け後、数日で芽が出てきます。

ある程度の大きさになれば収穫できます。また、土から約2~3cm残して上の部分を収穫すると、芽が伸びてきて収穫できます。

あまり見ることのできない、ワケギのネギ坊主です。

ねぎの部分が枯れてきたら、鱗茎(りんけい)を掘り起こしましょう。

鱗茎(りんけい)を掘り起こし、1個の鱗茎がこれだけ増えたことに驚きました。これを1個づつにして、来期の為に保存します。

余りにも多いければ、らっきょの様に漬けたり、タマネギの様に料理ができます。

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