大根 ダイコン
アブラナ科。
原産地は地中海沿岸といわれています。日本では古くから食べられていました。
カルシウム、鉄、カリウム、ビタミンCが豊富でビタミンB1やビタミンB2も含まれます。根にはアミラーゼというでんぷんの消化を助ける効果があります。春の七草「すずしろ」とは大根のことです。
葉にはビタミンC、βーカロチン、カルシウムが豊富で捨てずに食べましょう。
血液をサラサラにするイソチオシアナート、殺菌作用のあるイソチオシアナート、解読作用のあるオキシダーゼ酵素等が含まれており、健康野菜の一つです。
https://o-e-c.net/syokuzai/daikon←おいしいねっと食材大辞典
http://www.j-medical.net/food/f-daikon.html←医学・健康情報サイト 食の栄養
http://www.yc.zennoh.or.jp/web/shoku/0203_1.html←JA山口 正直通信 農産物のお話
http://www.shokuhinjiten.com/yasai/daikon.html←健康に役立つ食品事典
栽培カレンダー
3月下旬 4月中旬 種まき
↓
5月 間引き
↓
6月~7月 収穫
9月~10月中旬 種まき
↓
11月 間引き
↓
12月下旬~2月 収穫
土つくり
種まきの2週間くらい前に行っておきます。大根は根が長いので深めに耕すか、土を盛って周りの場所から少し高くしておきます。
肥料は、大根の真下にならないようにしましょう。
種まき
1カ所に3~5粒蒔きます。土は軽くかける感じです。蒔いた場所との間隔は20~25cmが目安です。
種まき後、3~5日で芽が出てきます。
秋まきは少し多めでもかまいません。間引きした苗は、お浸しや、みそ汁の具に最適です。
間引きと土寄せ
本葉が、3枚くらいで間引きます。混みあった場所を、元気の良い苗を1本残して間引きます。
周りの苗が壁の役割をしてピンと立っていた苗が、周りの苗が無くなることにより少し倒れる感じになるので、少し土寄せをしておきましょう。
もう少し大きくなってからでも大丈夫ですよ。
追肥
最初の間引きと、発芽後約1ヵ月半くらいで追肥です。株元に化成肥料をひとつかみ与えます。
収穫
秋まきは、12月ごろ、春まきは6月ごろから収穫できます。根が地上に出ている部分だけでなく地中にも長い根があるので、無理に抜こうとすると途中で折れてしまうので、無理に抜こうとせずに周りの土を柔らかくしてから抜きましょう。
ここがポイント!
秋まきの9月中・春まきは虫が付きやすいのでネット等で虫予防をしましょう。
土の深さが足りない場合は、木の板で周りを囲い、土を盛ります。
ある程度大きくなるまで、ネットで囲うと虫の被害が最小限で済みます。