里芋 サトイモ
アブラナ科。
原産地は東南アジアで、日本へは古く、縄文時代に伝わったと言われています。
食物繊維、ビタミンB1、ビタミンB2、カリウムを豊富に含み、食物繊維のガラクタンは脳細胞を活性化させて老化の防止、コレステロールや血圧を下げる効果があります。
サトイモのヌルヌル素のムチンは胃腸の表面を保護したり肝臓を丈夫にします。
胃腸の調子を整え、芋類の中で低カロリーなので健康野菜の一つといえます。
http://www.j-medical.net/food/f-satoimo.html←医学・健康情報サイト 食の栄養
http://www.yc.zennoh.or.jp/web/shoku/0512_1.html←JA山口 正直通信 農産物のお話
http://www.shokuhinjiten.com/yasai/satoimo.html←健康に役立つ食品事典
栽培カレンダー
3月下旬~4月中 植え付け
↓
5月中旬~6月中旬 土寄せ
↓
10月下旬~12月 収穫
種イモの準備
できるだけ大きいものを選びます。
品種は、「石川早生」「土垂」「ヤツガラシ」などあります。
ヤツガラシは茎も「ズイキ」として食べられます。
植え付け
3月後半~4月下旬が植え時です。
あまり深く植えずに、10cm位掘って植えます。
葉が大きくなるので、株間は40~50cm空けましょう。
芽かき
発芽まで時間がかかります。
芽が10~15cmになったら、中央から一本出ている芽は芽かきの必要ありません。複数芽が出ているのは、元気な芽を1本残して芽かきをします。
乾燥対策
夏場の乾燥対策として、ワラ等を周りに敷きます。
土が乾くと成長が良くないので必ず実施してください。
ワラが無い時は、雑草でもOKです!
追肥と土寄せ
梅雨の時期に入る前、芽が出て約1ヵ月後に株間に化成肥料、油粕をひとつかみ与えます。
中心が一番高くなるように、ドーム型の様に多めに土寄せします。
収穫
10月後半から12月頃に収穫です。地上部分が枯れてきますので、天気の良い日に掘り出し、ある程度土を落として、風通しの良く涼しい場所に保存します。
掘り出す時は、周りから丁寧にスコップを入れます。近すぎると芋を傷つけてしまいます。
ここがポイント!
植え付けから収穫まで時間がかかるのであまり家庭菜園向けではありません。